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当村は「田舎暮らし案内人の会」が地域住民と行政が一体となって、積極的に移住者の溶け込み支援を行うことを推進しており、平成28年より「長野県移住モデル地区」に認定されています。

田舎暮らし案内人は、積極的に移住者との交流を図る意欲と移住希望者に相談やアドバイスをできる人材として本認定により長野県に認められた移住相談員であり、皆様の移住に関する疑問にアドバイスを行っています。



原村田舎暮らし案内人は、原村の住民で構成するボランティアグループです。
原村への移住を検討している皆様に「原村暮らし」の魅力をお伝えしたり、移住全般のアドバイスを行っています。
個性あふれる案内人の中には実際に移住経験者もいますので、お気軽にご相談ください!
◆問合せ先:原村役場 商工観光課 田舎暮らし推進係(0266-75-0669)


愛猫サスケ君と

  • 遊佐 年雄さん・陽子さん
  • 家族構成:ご夫婦とお子さん3人
  • 移住年月:2008年8月 横浜市から
  • 職業:ブロッコリー農家(夏季には八ヶ岳原村ブルーベリー・カシス農園開園)

移住のきっかけ


子ども達が小さい頃、家族で北杜市にキャンプに来て八ヶ岳の雄大な自然に触れ、この辺りに住みたいと思ったのがきかっけです。

その時は会社員で仕事がら急な国内外の出張も多く、子ども達と過ごす時間も少かったんです。もともとボランティアでYMCAのキャンプ指導員をやっていた程アウトドアや自然が好きで、夫婦とも田舎で暮らしたいと思っていました。

どこがいいか八ヶ岳周辺を探していた時、知人から「子育てするには原村がいいよ」と奨めてもらったのが縁で、原村に決めました。
移住したいと考えてから実際に移住するまで1年もかかりませんでした。




農業を選んだ訳


住まいは八ッ手地区の古民家を改修して住んでいます。
仕事は会社員時代に取ったいろんな資格もありましたし、どんな仕事でも可能だと思いましたが、農業のことも考えて小諸の農業大学にも行きました。八ッ手地区に住むなら同じ地域の方と同じ仕事がいいと思い、就農することに。
現在、農地約600aを借りて半分はブロッコリー栽培、残りは米・そば・野菜などとブルーベリー・カシス農園を営んでいます。

農業は自分で自分の時間を管理できるのが良いと感じています。家族との時間も増えました。

現在は都会の学校の農業体験を受け入れて子ども達に農業の楽しさを伝えたり、移住して就農したいという方も受け入れて農業を体験してもらっています。




ご夫婦で「田舎暮らし案内人」



田舎暮らし案内人として年に4・5回くらい、移住を考えている方に自宅に泊まりにきてもらっています。

実際に生活しているところを見てもらうと安心してもらえますし、他の移住者とも会ってもらって、自分達からの情報だけでなく他の方からの情報も提供するようにしています。


暮らしてみて


仕事で疲れても、ほっとする自然の雄大さ、癒しがあると感じる場所です。今では上京して帰路に八ヶ岳を見ると、帰ってきたなぁと感じます。
原村は小学校から中学校まで一緒なので、子ども達はみんなとても仲がいいですし、移住してくるには本当に良い場所だと思います。


移住して就農希望のご夫婦

移住して就農希望のご夫婦


移住希望の方が泊まりにきて

移住希望の方が泊まりにきて


移住を考えている方へのアドバイス


移住を検討している方には実際に現地に足を運び、現地を見て体感してもらいたいですね。

田舎暮らし案内人として、希望される方には実際に暮らしている生活の場を見ていただいています。

原村での就農をお考えの方も、気軽にお声掛けください。


古民家ならではの色味が素敵なリビング


  • 中森 健二さん・千亜季さん
  • 家族構成:夫婦2人
  • 移住年月:2014年7月 東京都から
  • 職業:ご夫婦とも工務店の企画職

移住のきっかけ


結婚して東京で暮らしていましたが、二人ともアウトドアや自然が大好きで、ずっと東京に住むっていうイメージがなかったんです。
自分達に合った場所を探すうち、偶然インターネットで「原村」を見つけました。

登山が趣味だったので、赤岳に登って「星空の映画祭」に参加したり。
その時見た八ヶ岳に惹かれて、こんなところに住みたいと思ったのがきっかけです。


薪ストーブの前が冬の定位置


移住相談会に参加して原村の「田舎暮らし案内人」の方の話しを聞き、やっぱりここしかないと感じてもう一度原村へ。森の中の土地を見せてもらって、一層夢が広がりました。都会よりも、仕事も生活も自分たちらしくやっていける…そんな気がしたのです。

仕事も偶然、これまで思い描いていた、やりたいと思える仕事に出会いました。東京でも二人とも同じ住宅メーカー勤務だったのですが、こちらに来て、より家を造る素材と作り手とお客様との距離が近い今の仕事に満足しています。

ただ、お互いの両親には「大丈夫なの?」と心配されました。それも何度となく遊びにくるうちに納得してもらえたと思います。


ロフトのシアタースペース

ロフトのシアタースペース


自宅は移住してから勤め先のアトリエデフで新築した


暮らしてみた感想


登山がもっと楽しくなりました

登山がもっと楽しくなりました


実際に生活する中で、不自由さは感じないです。
車で15分も走ればスーパーや病院もあるし、原村を含めた諏訪地域も場所ごとに特色があり、おもしろい地域だと思います。

寒さも思っていたより大丈夫。家を建てる前は村内のアパート住まいでしたが、そこでも小さなストーブで間に合っていました。家を建ててからは薪ストーブです。


自宅や周辺地域での暮らしを楽しめるので、都内にいた頃とはお金の使い方も違います。
趣味の登山も、近くの山なら朝早く起きて天気と相談して計画できるし。東京にいた頃は前々から計画し、寝不足と渋滞覚悟で向かう…と大仕事でしたから。朝には出社前に交代で薪割りしたり、春から秋には畑仕事と、ここに住んでいるからこそできる暮らしを楽しんでいます。


移住を考えている方へのアドバイス


ここに移住したい、という直感を大事にして色々な問題をクリアしていくと良いのではないでしょうか。

実際にその場所に何度も足を運んで自分自身で感じること、アドバイスしてくれる人と知り合うことも大切だと思います。

奥様は現在「田舎暮らし案内人」のメンバーとしても活動されています。
お気軽にご相談ください。