原村の「住まい」探し
移住を検討する上で、「住まい」は最も重要なものの一つです。
「原村での田舎暮らし」を検討する参考になるよう、このページでは住まいに関する情報をまとめています。
空き家情報の提供
村では、「原村に住みたい」という方のために、空き家の情報を提供し、村内にある空き家を有効活用して、村民と都市住民との交流や、村への定住促進を図るため、所有者から登録いただいた物件を利用希望者へ情報提供しております。
空き家情報の詳細については、下記を参照ください。
【原村ホームページ】空き家情報について
村営住宅
村内には村営住宅が5棟あります。空きが出た場合、ホームページでご案内いたします。
村営住宅に関する情報は下記を参照ください。
【原村ホームページ】村営住宅について【総合案内】
田舎暮らし現地見学会
村では、移住を検討されている方のために、「田舎暮らし現地見学会」を開催し、村の概要を説明したり、原村を知り尽くしている「田舎暮らし案内人」との交流会や、不動産物件の案内を通じてそれぞれの地の特性や価格を紹介しています。
一度に複数の業者の物件見学可可能です。ぜひ、御利用ください。
(現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一時的に開催を休止しております。)
不動産物件見学
村内には、下記の不動産業者があります。
移住を考えているみなさんにぴったりの不動産物件があるはずです。
不動産物件の見学・案内にも応じていただけますので、気になった物件がありましたらお問い合せください。
企業名 | 連絡先 | ホームページリンク |
(有)石井企画 | 0266-75-3378 | https://www.ishiikikaku.com/ |
(有)小平不動産 | 0266-79-2640 | http://www.lcv.ne.jp/~kodairaf/ |
(株)宮坂建設不動産部 | 0266-79-2536 | http://www.lcv.ne.jp/~marugen/ |
南部建設(株) | 0266-79-5720 | https://www.nanbu-construction.com/ |
三井の森八ヶ岳販売センター | 0120-831-318 | https://www.mitsuinomori.co.jp/tateshina/ |
東洋観光事業(株)八ヶ岳中央高原四季の森販売センター | 0266-74-2100 | http://www.alpico.co.jp/shikinomori/ |
蓼科観光(株)丸山管理事務所 | 0266-74-2012 |
【受入休止中】原村移住体験住宅
原村への移住に興味・関心がある方、検討中の方の “田舎暮らし体験” を応援する「移住体験住宅」について、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入居者の受入れを休止させていただいております。
現在のところ再開見込みは立っておりませんが、事態の終息後は当サイトにて入居案内の記事を更新いたしますので、ぜひご利用ください。
所在地
- 住所:長野県諏訪郡原村6210番地1及び2
- アクセス:諏訪南ICから4.9km車で約10分
周辺施設
- スーパー…Aコープ原村店1.2km、たてしな自由農園2km
- コンビニエンスストア…セブンイレブン1.5km
- 医療機関…原村診療所1.3km
- 公共機関:原村役場1.2km
施設に用意されているもの
家具:ベッド2台、ソファーベッド1台、ソファー、ダイニングテーブル 等
家電:テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機 等
調理器具・食器・掃除用具
冷暖房(エアコン・ヒーター)
利用者が用意するもの
衣類・食材・調味料・衛生用品・ゴミ袋
※寝具(枕、布団、シーツ、カバー)はレンタルしていただきます。
利用条件
対象者
原村への移住を検討しており、過去に移住相談等をされたことのある方とその家族
(移住相談等の実績がない場合、利用前に1時間程度、説明のお時間をいただきます。)
利用日数
3日〜7日間まで(入退居日は平日に限ります)
利用料
- 一律10,000円(家賃・光熱水道費・管理費込み)
- 寝具レンタル料 1セット1,000円×人数分
注意事項
- 施設内は禁煙です。
- ペット同伴での利用はできません。
- 退居の際には施設の清掃をお願いします。
- ゴミはお持ち帰りください。
- 鍵を紛失された場合、寝具を汚された場合、備品を破損した場合などは別途追加料金をいただきます。
申込受付期間
利用を開始する日の3ヵ月前~14日前までにお申し込みください。
仮予約・利用申込を経て利用に関する契約をしての入居手続きとなります。
入居日当日は、利用料納入、施設利用説明、鍵の引き渡し等を行いますので、原村役場商工観光課田舎暮らし推進係の窓口までお越しください。
窓口受付:平日9時~16時(土・日・祝日・年末年始は受付できません)
お問い合わせ先
原村役場 商工観光課田舎暮らし推進係
〒391-0192 長野県諏訪郡原村6549番地1
TEL:0266-75-0669/FAX:0266-79-5504
お問い合わせのみ、フォームもご利用いただけます
【受入休止中】原村移住体験住宅
原村への移住に興味・関心がある方、移住を検討中の方の “田舎暮らし体験” を応援する「移住体験住宅」について、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入居者の受入れを休止させていただいております。
現在のところ再開見込みは立っておりませんが、事態の終息後は当サイトにて入居案内の記事を更新いたしますので、ぜひご利用ください。
「長野県移住モデル地区」に認定されています
当村は「田舎暮らし案内人の会」が地域住民と行政が一体となって、積極的に移住者の溶け込み支援を行うことを推進しており、平成28年より「長野県移住モデル地区」に認定されています。
田舎暮らし案内人は、積極的に移住者との交流を図る意欲と移住希望者に相談やアドバイスをできる人材として本認定により長野県に認められた移住相談員であり、皆様の移住に関する疑問にアドバイスを行っています。
原村田舎暮らし案内人
原村田舎暮らし案内人は、原村の住民で構成するボランティアグループです。
原村への移住を検討している皆様に「原村暮らし」の魅力をお伝えしたり、移住全般のアドバイスを行っています。
個性あふれる案内人の中には実際に移住経験者もいますので、お気軽にご相談ください!
◆問合せ先:原村役場 商工観光課 田舎暮らし推進係(0266-75-0669)
原村に住んで就農

- 遊佐 年雄さん・陽子さん
- 家族構成:ご夫婦とお子さん3人
- 移住年月:2008年8月 横浜市から
- 職業:ブロッコリー農家(夏季には八ヶ岳原村ブルーベリー・カシス農園開園)
移住のきっかけ
子ども達が小さい頃、家族で北杜市にキャンプに来て八ヶ岳の雄大な自然に触れ、この辺りに住みたいと思ったのがきかっけです。
その時は会社員で仕事がら急な国内外の出張も多く、子ども達と過ごす時間も少かったんです。もともとボランティアでYMCAのキャンプ指導員をやっていた程アウトドアや自然が好きで、夫婦とも田舎で暮らしたいと思っていました。
どこがいいか八ヶ岳周辺を探していた時、知人から「子育てするには原村がいいよ」と奨めてもらったのが縁で、原村に決めました。
移住したいと考えてから実際に移住するまで1年もかかりませんでした。
農業を選んだ訳
住まいは八ッ手地区の古民家を改修して住んでいます。
仕事は会社員時代に取ったいろんな資格もありましたし、どんな仕事でも可能だと思いましたが、農業のことも考えて小諸の農業大学にも行きました。八ッ手地区に住むなら同じ地域の方と同じ仕事がいいと思い、就農することに。
現在、農地約600aを借りて半分はブロッコリー栽培、残りは米・そば・野菜などとブルーベリー・カシス農園を営んでいます。
農業は自分で自分の時間を管理できるのが良いと感じています。家族との時間も増えました。
現在は都会の学校の農業体験を受け入れて子ども達に農業の楽しさを伝えたり、移住して就農したいという方も受け入れて農業を体験してもらっています。
ご夫婦で「田舎暮らし案内人」

田舎暮らし案内人として年に4・5回くらい、移住を考えている方に自宅に泊まりにきてもらっています。
実際に生活しているところを見てもらうと安心してもらえますし、他の移住者とも会ってもらって、自分達からの情報だけでなく他の方からの情報も提供するようにしています。
暮らしてみて
仕事で疲れても、ほっとする自然の雄大さ、癒しがあると感じる場所です。今では上京して帰路に八ヶ岳を見ると、帰ってきたなぁと感じます。
原村は小学校から中学校まで一緒なので、子ども達はみんなとても仲がいいですし、移住してくるには本当に良い場所だと思います。
移住を考えている方へのアドバイス
移住を検討している方には実際に現地に足を運び、現地を見て体感してもらいたいですね。
田舎暮らし案内人として、希望される方には実際に暮らしている生活の場を見ていただいています。
原村での就農をお考えの方も、気軽にお声掛けください。

憧れの「暮らし」を原村で

- 中森 健二さん・千亜季さん
- 家族構成:夫婦2人
- 移住年月:2014年7月 東京都から
- 職業:ご夫婦とも工務店の企画職
移住のきっかけ
結婚して東京で暮らしていましたが、二人ともアウトドアや自然が大好きで、ずっと東京に住むっていうイメージがなかったんです。
自分達に合った場所を探すうち、偶然インターネットで「原村」を見つけました。
登山が趣味だったので、赤岳に登って「星空の映画祭」に参加したり。
その時見た八ヶ岳に惹かれて、こんなところに住みたいと思ったのがきっかけです。

薪ストーブの前が冬の定位置
移住相談会に参加して原村の「田舎暮らし案内人」の方の話しを聞き、やっぱりここしかないと感じてもう一度原村へ。森の中の土地を見せてもらって、一層夢が広がりました。都会よりも、仕事も生活も自分たちらしくやっていける…そんな気がしたのです。
仕事も偶然、これまで思い描いていた、やりたいと思える仕事に出会いました。東京でも二人とも同じ住宅メーカー勤務だったのですが、こちらに来て、より家を造る素材と作り手とお客様との距離が近い今の仕事に満足しています。
ただ、お互いの両親には「大丈夫なの?」と心配されました。それも何度となく遊びにくるうちに納得してもらえたと思います。

自宅は移住してから勤め先のアトリエデフで新築した
暮らしてみた感想

登山がもっと楽しくなりました
実際に生活する中で、不自由さは感じないです。
車で15分も走ればスーパーや病院もあるし、原村を含めた諏訪地域も場所ごとに特色があり、おもしろい地域だと思います。
寒さも思っていたより大丈夫。家を建てる前は村内のアパート住まいでしたが、そこでも小さなストーブで間に合っていました。家を建ててからは薪ストーブです。
自宅や周辺地域での暮らしを楽しめるので、都内にいた頃とはお金の使い方も違います。
趣味の登山も、近くの山なら朝早く起きて天気と相談して計画できるし。東京にいた頃は前々から計画し、寝不足と渋滞覚悟で向かう…と大仕事でしたから。朝には出社前に交代で薪割りしたり、春から秋には畑仕事と、ここに住んでいるからこそできる暮らしを楽しんでいます。
移住を考えている方へのアドバイス
ここに移住したい、という直感を大事にして色々な問題をクリアしていくと良いのではないでしょうか。
実際にその場所に何度も足を運んで自分自身で感じること、アドバイスしてくれる人と知り合うことも大切だと思います。
奥様は現在「田舎暮らし案内人」のメンバーとしても活動されています。
お気軽にご相談ください。

区・自治会とは?
原村では地域住民と行政が一体となり、共に生きる地区のむらづくりを推進しています。
村内には14の区と1つの自治会があり、転入される方には加入をお勧めしています。
地区の祭や親睦行事、公民館の建設や維持費用など、それぞれの区・自治会が区民から集めた区費や加入金により賄っています。
魅力的な移住支援施策
原村空家有効活用補助金
移住・定住の促進及び地域の活性化を図るため、移住・定住希望者などが村内の空家の「購入」あるいは「リフォーム」を行う場合、その経費の一部を補助します。
【空き家購入費】
移住・定住するために村内の空家を購入する者で、次に掲げる要件をすべて満たす場合に、購入の一部を補助します。
○要件
①購入した不動産の登記を補助金の交付決定後に実施する者であること。
②補助金の交付決定後に事業に着手するものであること。(住民登録・登記)
③補助金の交付決定を受けた年度内に登記が完了し、当該年度の末日までに実績報告書の提出ができるものであること。
○対象者
空き家を購入し、移住・定住する50歳未満の者で、購入後、空家を自ら所有し、購入物件所在地に住民登録をし、5年以上居住する者
○補助率
補助対象事業費の1/2(限度額100万円)
【リフォーム工事】
移住・定住するために村内の空家を賃貸借する者で、空き家の機能若しくは性能を維持し又は向上させるため、賃貸人が自ら行う、又は賃借人が賃貸人の承諾を得て行う改修工事で、次に掲げる要件をすべて満たす場合に、工事費の一部補助します。ただし、リフォームの補助対象となる空き家が店舗併用住宅の場合は、居住部分に係る経費のみを補助の対象都市、面積按分など合理的な方法で算出します。
○要件
①村内に本店を有する法人又は村内に住所を有する個人事業者が施工するもの。
②補助金の交付決定後に工事に着手するものであること。
③補助金の交付決定を受けた年度内に事業を実施し、当該年度の末日までに実績報告書の提出ができるものであること。
○対象者
■空き家を賃借し、移住・定住する50歳未満の者であって、入居後、賃借物件所在地に住民登録をし、2年以上居住する者
■移住・定住する50歳未満の者に空き家を賃貸する空家の所有者、又は所有者の遺志により空き家を管理する者であって、申請時点で入居者が決定しており、2年以上の居住を妨げない者
○補助率
補助対象事業費の1/2(限度額50万円)